(パリ=飛田正夫/パリ時10 mars 2019)フランスではイスラム教徒が刑務所で過激化する卵の孵化場になっているとする論議が起こっている。これは黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)を機動隊が掻きまわすことで暴力を引き起こす論議と重なって、フランス政府の刑務所施設の改善の手遅れがこのイスラム原理者の更なる過激化に関係していると見られている。そういう状況がイスラム原理主義の卵が孵化される温床を提供するのだとする見方がある。3月6日に起きたノルマンディー地方とロワール地方の間にあるアランソン・コンデ・シュール・サルト(d’Alençon-Condé-sur-Sarthe)刑務所を訪問した婦人は警察の介入時の流れ玉で射殺され、陶器制のナイフで二人の看守が負傷した事件が論議されている。犯人はミカエル・チィヨリ(Michaël Chiolo)27歳で多数の囚人と同居する牢獄でファナティックに過激化していったと見られている。危険なフィシュsを持つミカエルは隔離されてなく他への影響は考慮されてなかった。多くの点で獄舎での人権尊重が問題視されている。人権を損なう機動隊の手榴弾やフラッシュボールの介入がデモを挑発させるとフランスでは余り見慣れない視点でドイツの編集者は語っている。
3月9日の第17回目の四カ月に渡って続く黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)のデモでは、国際社会からのフランス政府への批判が強まっていて今回は機動隊の激しい介入や挑発が無かったために、警察暴力による犠牲者もでなかった。デモ市民への警察暴力が多くの犠牲者を引き起こしていて、度重なる国際社会からの批判の中で仏政府の監獄や機動隊の使用態度がそこで働く看守たちにも疑問視されストが行われている(最終編集16:27:19)
【関連記事】
https://tobifrance.blogspot.com/2019/03/blog-post_6.html
仏法務大臣ニコラ・ベルべは 即座にテロリストの犯行説を宣言
【参考記事】
https://rmc.bfmtv.com/mediaplayer/video/michael-chiolo-vagabond-dangereux-et-manipulateur-devenu-detenu-radicalise-1144633.html
https://www.atlantico.fr/rdv/3567675/comment-le-cas-de-michael-chiolo-demontre-que-la-prison-est-toujours-un-incubateur-a-radicalises-alexandre-del-vall
https://france3-regions.francetvinfo.fr/bourgogne-franche-comte/detenus-radicalises-nous-avons-faire-fauves-il-faut-proteger-personnels-penitentiaires-1635124.html
https://www.lci.fr/police/en-direct-attaque-de-la-prison-de-conde-sur-sarthe-deux-gardes-a-vue-levees-michael-chiolo-toujours-hospitalise-2114631.html
https://www.atlantico.fr/rdv/3567675/comment-le-cas-de-michael-chiolo-demontre-que-la-prison-est-toujours-un-incubateur-a-radicalises-alexandre-del-valle
2019年3月11日月曜日
2019年3月9日土曜日
女性暴力反対貢献の「シモーヌ・ヴェーユ」賞創設はカモフラージュ マクロンは本当は国連非難の「仏警察暴力」を謝罪すべき
(パリ=飛田正夫 /パリ時8 mars 2019)(20:52:45 最終編集22:55) 9日、女性への暴力反対に貢献した人に出す「シモーヌ・ヴェーユ」賞をマクロン仏大統領が創設し、カメルーン国のアイサ・デュマラ・ナガタンスー(Aissa Doumara Ngatansou)さんがその第一回目を受賞した。アイサさんは強制結婚や強姦された女性を支援する協会の中心者で20年以上不正の暴力と闘って来た人だという。この賞は第42回「国際婦人の日」を機会にマクロンが作ったことは言うまでもない。しかし、マクロンは一昨日、国連の人権委員会のミッシェル・バシュレ(Michelle Bachelet)高等諮問官から黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動への危険な武器を使用しての「警察暴力」の不正が人権違反だとして厳しく指摘されているのをまるで知らないふりでいる。カモフラージュする為に儲けた偽善の「シモーヌ・ヴェーユ」賞だとしたらなお更恥ずべきことであろう。
フランスの家庭内暴力で婦人が暴力の犠牲者になっている数の多い事はしばしば問題になっている。本当は、フランスは女性への暴力反対の優等生国なのではないということなのだ。その優等生でないフランスが出す賞というのが怪しいのである。そういう偽善をしているとフランス国内の女性への暴力やジレ・ジョンヌへの警察暴力が今後もますます増大することになりかねない。それが因果というものなのだが、それを知ろうとする人は勿論フランスにも少ないからなのだ。
フランスの家庭内暴力で婦人が暴力の犠牲者になっている数の多い事はしばしば問題になっている。本当は、フランスは女性への暴力反対の優等生国なのではないということなのだ。その優等生でないフランスが出す賞というのが怪しいのである。そういう偽善をしているとフランス国内の女性への暴力やジレ・ジョンヌへの警察暴力が今後もますます増大することになりかねない。それが因果というものなのだが、それを知ろうとする人は勿論フランスにも少ないからなのだ。
2019年3月6日水曜日
仏法務大臣ニコラ・ベルべは 即座にテロリストの犯行説を宣言
(パリ=飛田正夫 /パリ時 6 mars 2019)日18時40分頃にフランスのノルマンディーのカーンとルマンとの中間の町アランソン・コンデ(Alençon-Condé-sur-Sarthe))の刑務所で30年の重罪を食らって服役していたミカエル・チィヨリ(Michaël Chiolo)27歳は、刑務所内の家族訪問専用部屋で二人の刑務所職員を負傷させた。ミカエルは陶器製のナイフで襲いかかったとされている。ミカエルはピストルで撃たれてもっか入院中。妻も殺害されたが、機動隊は射殺を後悔しているらしい。駆けつけた法務大臣ニコラ・ベルべ(Nicole Belloubet)はこれは間違いなくテロリストによるものだと言って事件を重く見ている。しかしミカエルはテロの可能性を持つ「フィッシュS」に登録されていたが特別な監視はなされずに、この様な危険人物を他の囚人と一緒に放置して置いたことが問題視されている。
以前からフランスでは刑務所は飽和状態で狭い部屋に15人程も収容されていて、今はそれが7人程になったらしいがそれでも大変な過密状態で非人間的な状態だとして欧州や人権団体からも批判されてきた。フランス全国にある刑務所では職員はこの様なイスラム教徒の過激化した事件が起きるのは刑務所施設や職員の不足にあるとして、7日に全国的な抗議ストを行う事になったという。今回は5月27日の欧州議員選挙が目前に迫っているが、フランスでは選挙が近づくとこのようなイスラム教徒の過激化事件が必ずと言ってよいほど話題になるのは不思議なことでもある。(mercredi 6 mars 2019 05:35 最終変更23:58)
【参考記事】
https://www.lci.fr/police/en-direct-attaque-de-deux-surveillants-au-couteau-le-detenu-radicalise-et-sa-compagne-interpelles-par-le-raid-2114631.html
以前からフランスでは刑務所は飽和状態で狭い部屋に15人程も収容されていて、今はそれが7人程になったらしいがそれでも大変な過密状態で非人間的な状態だとして欧州や人権団体からも批判されてきた。フランス全国にある刑務所では職員はこの様なイスラム教徒の過激化した事件が起きるのは刑務所施設や職員の不足にあるとして、7日に全国的な抗議ストを行う事になったという。今回は5月27日の欧州議員選挙が目前に迫っているが、フランスでは選挙が近づくとこのようなイスラム教徒の過激化事件が必ずと言ってよいほど話題になるのは不思議なことでもある。(mercredi 6 mars 2019 05:35 最終変更23:58)
【参考記事】
https://www.lci.fr/police/en-direct-attaque-de-deux-surveillants-au-couteau-le-detenu-radicalise-et-sa-compagne-interpelles-par-le-raid-2114631.html
2019年1月13日日曜日
カッスーが居なくて 機動隊の暴力標的はジレ・ジョンヌだったことが露わに
(パリ=飛田正夫 /パリ時dimanche 13 janvier 2019 01:25)12日、黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動は昨年に引き続き第9回目の土曜デモをフランス各地で開催したが、今回は前回を超える盛り上がりを見せた。カッスーが姿を出さなかった為に、盾やコンボウを振り回し危険な手榴弾や催涙ガスを投げる警察の姿が浮き彫りにされてしまった。ジレ・ジョンヌを政府警察暴力の標的となっていたことが今回は実に明快に露呈された。これまでのデモではカッスーと呼ばれる破壊・略奪集団がジレ・ジョンヌのデモに混入していて警察は彼らを取り締まるという名目でこの黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動を制止しようとしてきている。しかしカッスーが姿を出さなかった今回は、カッスーがいない民主デモに対して放水車やフラッシュボール、ヨーロッパでは許されていない手榴弾を使用している。これは古代闘技場に放たれた猛獣群が無防備な市民達を追い回している姿に見えた。パリの海抜70メートルほどの小高い丘の上に立つ凱旋門の周囲を黄色いチョッキの人々はぐるぐると近代兵器の武器を構えた機動隊に追い回されていた。しかし機動隊の使う手榴弾でもって既に海外県のデモなどでも死者や片腕を無くした事件が起きていて、そのデモ参加者への使用が問題視されていた。カスタニア内相の考えはこの手榴弾よりも危険でないものを購入すると発言したが、現在まだ有るストックを使い果たした後だと、全く驚かされる返答をしている。そこには市民の安全を守るためにまたデモを安全に進行させるために機動隊が沿道に立つのだという基本的な人権の思想が全然感じられないわけだ。黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動側ではマクロンの辞任を迫っていてこれが達成されるまでこの土曜集会デモは続けるというから、このような考えが政府にある限りきっと大きな事件が起きるだろう。
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