2019年4月24日水曜日

第23回黄色いチョッキデモ 警察暴力を取材するガスパーさんが裁判所へ ジャーナリストの報道と職業の自由が脅威に

(パリ=飛田正夫/日本時‎2019-‎04-‎24)第23回目の毎週土曜日の黄色いチョッキのデモで、ガスパー・グランズ(Gaspard Glanz)さんはパリの共和国広場に出かけた事で「警察への暴言」と「破壊・暴動を目す集会へ参加した」として10月18日にパリ裁判所で裁かれることになった。ガスパーさんは数年間前から社会運動を取材してきた人で、特に街頭での警察暴力を取材してきたという。2012年にはテレビ・レンヌ(Rennes TV)に通信社タラニス・ニュースを設立した。これは社会運動の写真専門配信社でフランスだけでなく国際的に他のメディアとも協賛してきた。秋の裁判まではガスパーさんは毎土曜日にはパリに入れないことになり黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動デモにも、来月の5月1日のメーデー・デモの取材も禁止されてしまった。またこれまで取材した映像を放映することも禁止された。

ガスパーさんの弁護士はこれは処罰ではなく司法勧告であるがとしながらも、今後も表現とプレスの自由並びに職業の自由の権利を弾圧する当局の判断と闘っていくとして、ガスパーさんが今後も黄色いチョッキデモを取材し5月1日のメーデー・デモにも出かけて行く意思のあることを宣言している。最後に弁護士は、当局がこれまで黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動のデモを禁止してきたが、今度はジャーナリストの仕事を禁止しようとしているのだと話した。
フランスの言論の自由とジャーナリストの報道する職業の自由が脅かされている。ガスパーさんのジャーナリスト観はジャーナリストの多くは職業カードなど持ってはいない。無くてもそれでも仕事は出来るのだと言っている。(パリ=飛田正夫/日本時 )(キーワード 最終編集 gaspard glanz ,journaliste )【参考記事】最終編集13:34:02

http://www.leparisien.fr/faits-divers/qui-est-gaspard-glanz-journaliste-arrete-lors-de-l-acte-23-des-gilets-jaunes-22-04-2019-8057985.php
benalahttps://www.liberation.fr/checknews/2019/04/22/le-journaliste-gaspard-glanz-est-il-a-l-origine-de-l-affaire-benalla_1722687
https://www.liberation.fr/checknews/2019/04/22/le-journaliste-gaspard-glanz-est-il-a-l-origine-de-l-affaire-benalla_1722687
https://www.lepoint.fr/societe/gaspard-glanz-journaliste-ou-black-bloc-22-04-2019-2308885_23.php
https://www.lepoint.fr/justice/le-journaliste-gaspard-glanz-interpelle-samedi-presente-a-la-justice-22-04-2019-2308874_2386.php

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