仏国家警察の高官もこの映像を前には「警察暴力」を認めた BFMTVが15日に放映

（パリ＝飛田正夫／日本時2019/04/16 9:29）15日夜にニュースサイトのベイエフエムTV(BFMTV)が夕刻に放映したシャンゼリゼ大通り近くのファーストフードのバーガー・キングの店に避難した黄色いチョッキ（ジレ・ジョンヌ）運動の人々や客を見境無しに殴る蹴る棍棒で叩くなどの暴行を働き負傷させた事件が録画されていた。地面に倒された人を更に殴る蹴るの暴力が国家警察（CRS）によってなされている。この映像がソーシャル・ネットで多く見られていることを取り上げて取材したBFM-TVが報道した。被害者のマキシムさんとマノンさんは自分たちは警察隊の催涙弾に悩み呼吸も出来ないままにシャンゼリゼ大通りから少し横にはいったこのバーガー・キングの店に避難したのだとBFM-TVで証言している。そこには他の黄色いチョッキ運動デモに参加した人たちも同様に避難していた。ところが警察隊が呼ばれて、自分等が商店を襲撃していたとして警察に暴力を振るわれたという。店側の証言では彼らは何一つ破壊したりなどの暴行をしていないと言っている。この映像をみせられた警察は口を閉ざし質問に答えようとしない。勇気あるコロネルがこの映像を前に警察の暴力を認めた。これも希な映像である。ただし映像は非常に激しい警察の暴力行為が写っていて、BFM-TVでは10歳未満の人の視聴に注意を促している。

（キーワード　violences policières，BFMTV，gilets jaunes， réseaux sociaux，Burger King，CRS）

【参考記事】
https://rmc.bfmtv.com/emission/quand-je-vois-ca-je-suis-oblige-d-aller-dans-le-sens-des-manifestants-un-colonel-de-gendarmerie-reconnait-des-violences-policieres-1668457.html
https://rmc.bfmtv.com/emission/quand-je-vois-ca-je-suis-oblige-d-aller-dans-le-sens-des-manifestants-un-colonel-de-gendarmerie-reconnait-des-violences-policieres-1668457.html