(パリ=飛田正夫/日本時2019-04-23)5月26日と迫った欧州議会選挙だが、マクロン仏大統領の動く共和国党(LREM)のトップ指名候補に抜擢されているナタリー・ロワゾー(Nathalie Loiseau)さんはパリ政治学院(Sciences-Po Paris)の調停委員会の代表選出選挙で極右翼(l’extrême droite)の学生組合(UED)から立候補したことがパリ政治学院の正式なアルシーブに保存されてあったとインターネット新聞のメデアパートが22日に暴露した。1984年当時は彼女はナタリー・ドクーロンビエー(Nathalie Ducoulombier)と言っていた。このメデアパートの暴露はマクロン党に大きな敗北の不安が襲っている。
当初はロワゾーさんは全然記憶が無いと言って勿論これを否定していたが、4月22日にメデアパートとの会見が実現した時点では、そのような人達の協力者になったことを後悔していると先ず語った。さらに、そこの人物がどういうものかわかっていたら立候補を受け入れなかったと語っている。しかし彼女は欧州議員選挙運動ではマリー・ヌ・ペンの極右翼を厳しく批判しているためにその変節ぶりがマクロン党候補№1に嫌疑がかかった形となった。欧州議員選挙は比例代表制の為にトップ指名候補の人気は非常に重要なのである。
極右派UEDの1984年の学生組合の候補リストにはナタリー・ドクーロンビエーさんの名前だけでなく、公式な極右翼マリ・ル・ペンの諮問委員になっているクリストフ・ベイ(Christophe Bay)の名前もあった。しかし当時の人にしかこの極右翼学生組合(UED)の存在は記憶に無く今は消えてしまってわからなくなっている。
(キーワード Mediapart ,Nathalie Loiseau ,,Sciences-Po Paris,l’extrême droite,LREM)最終編集2019-04-24 06:41:13
【参考記事】
https://www.20minutes.fr/politique/2502383-20190423-europeennes-nathalie-loiseau-presentee-liste-extreme-droite-pendant-etudes-revele-mediapart
http://www.leparisien.fr/politique/nathalie-loiseau-sur-une-liste-etudiante-d-extreme-droite-a-sciences-po-paris-en-1984-22-04-2019-8058381.php
https://actu.orange.fr/politique/videos/nathalie-loiseau-s-est-presentee-sur-une-liste-d-extreme-droite-lorsqu-elle-etait-etudiante-CNT000001f8AxH.html
https://www.bfmtv.com/mediaplayer/video/nathalie-loiseau-s-est-presentee-sur-une-liste-d-extreme-droite-lorsqu-elle-etait-etudiante-1156080.html
https://www.mediapart.fr/journal/france/220419/etudiante-nathalie-loiseau-figure-sur-une-liste-d-extreme-droite?onglet=full
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