2019年2月27日水曜日

一連の仏テロ事件の犯行宣言者ファビアン・クラン兄弟がシリアで殺害

(パリ=飛田正夫 /パリ時‎mardi ‎26 ‎février ‎2019 19:20)2000年来ベルギーやフランスでのイスラム国家急進主義の運動を掻き立てきたテロ事件の背後で、「イスラム国家」(EI)の犯行声明をしてきたファビアン・クラン兄弟がアメリカのドロームによってシリアで殺害されたと25日の「日曜新聞JDD」が報道している。しかしフローランス・パルリー(Florence Parly)仏国防相はインタビューでもこれを確実には肯定してこなかった。フランスはモハメッド・メラによるトールーズ・モンターバン連続ユダヤ人殺害やパリのバタクラン劇場やサンドニでの警察との打ち合い、マレ地区のチャーリー・へブド編集部射殺事件など多くのテロ事件の裏に隠れて決して表での犯行に直接は参加せずに犯行声明を出す役にまわっていたファビアン・クラン兄弟が死亡したことでテロ事件に大きな転機が訪れたと見られている。

【参考記事】https://www.lejdd.fr/Societe/de-la-normandie-au-califat-de-daech-sur-la-piste-des-freres-clain-3863501

https://www.lci.fr/terrorisme/video-daech-etat-islamique-syrie-les-13-djihadistes-francais-remis-a-l-irak-seront-juges-selon-la-loi-irakienne-emmanuel-macron-2113928.html

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