(パリ=飛田正夫 /パリ時mardi 26 février 2019 15:30)ローマ教皇庁ナンバー3のジョルジュ・ペル(George Pell)枢機卿(77歳)はローマ法王庁の経済・財務責任者でカトリック教会の最重鎮の一人だ。枢機卿はオーストラリアの首都メルボルンのサント・パトリック大聖堂の12歳と13歳の少年合唱隊の子供に対し、1990年代にペドフィリア犯罪行為を行っていたことがメルボルンの裁判所で2月26日に裁かれた。オーストラリアでは12月1950年から2010年までに、約7%の司教がペドフィリア犯罪を犯していて告訴されてはいたが、一人として裁かれることはなかったという。
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