全く不思議なことは、フランスはこれらの事件があってからオランド前大統領もサルコジ元大統領も各党の首脳が参加して行われたパリ共和国広場での反ユダヤ主義に反対する抗議集会に、マクロンは参加せずに同じ日の同じ時間帯に共和国広場からすぐ近いマレ地区にあるユダヤ人連行記念館に出向いていて共和国広場には来なかったということです。
フランスを40年ほど見ているとユダヤ人墓地荒らしや、フィンケルロー罵倒事件というのは造作ではないかと思えてくるわけです。かってサルコジの時にも同様なことがあったのですが、これも政治的なやらせではないか?そういう人種差別を利用することがかなり強力な人心操作に利用できるということを政治家は知っていてやっているところがあるようです。
12月、クリスマスのただ中のアルザスの商店街で起こったテロ事件はマクロン政府のやらせであるという陰謀説がニュースでも取り上げられて問題視されています。マクロンがネタニヤフに話したという、反シオニズムを反ユダヤ主義に含めることに同意というのは、どこかマクロンが昨日2月26日に発言したような、つまり暴力的な「黄色いチョッキ運動デモ」に参加する者は同罪と見なすという論調に非常に良く似ているようです。細かい論議が苦手なのか、大雑把に同一視してしまうのが好きなようです。ジレ・ジョンヌ運動の人たちはカッスーでもなければ強盗でもないのをそれを一緒にして葬り去ろうとする大統領はフランス人を良く理解できてないだけではなくてこれこそ危険なのではないかと思えるのです。
【参考記事】
https://infos-israel.news/macron-annonce-a-netanyahu-quil-adoptera-la-definition-dihra-assimilant-lantisionisme-a-lantisemitisme/
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