(パリ=飛田正夫 /パリ時samedi 2 mars 2019 00:02)第16回目を迎えた黄色いチョッキ運動デモはパリの凱旋門近くのワグラム大通りで青年が機動隊の武器フラッシュボールで顔半分が吹っ飛ぶ事件が起きた。このLBDと呼ばれる危険なフラッシュボールのゴム弾の使用は人権団体や欧州議会から危険視されフランスでの使用禁止が要請されていた。すでにこのフラッシュボールや警察の使ってきた手榴弾で多くの人々が負傷している。フランス政府はこれを使わないとデモ隊との直接衝突になるとして、クリストフ・カスタニア内相もマクロンも使用支持を昨日も承認していた。警察の暴力こそが問題だということが既に明らかになっているわけだが、これを止めない政府やマクロンは自己権力擁護の為にか警察に自国の市民への暴力を薦めているようだ。警察を取り締まる警察が調査に入った模様。
同日2日に、「服従しないフランス」( La France insoumise )のメランション(Jean-Luc Mélenchon)議長は毎週負傷者を出すフランスの大統領を総てのヨーロッパは馬鹿げた事だとして見ていると指摘した。多くの失明者がこの武器で出た後に、このフラッシュボール(LBD)の使用禁止を要求していたが、仏国家審議会はこの要求を退けてLBDの使用を正当なものだと先月の2月1日の黄色いチョッキ運動の第13回目土曜デモの一日前に決定していた。
【参考記事】
https://www.bfmtv.com/societe/lbd-le-conseil-d-etat-doit-trancher-sur-une-eventuelle-suspension-de-son-utilisation-1624150.html
https://www.liberation.fr/checknews/2019/01/13/un-gilet-jaune-a-t-il-vraiment-ete-pris-pour-cible-a-bordeaux-alors-qu-il-s-enfuyait_1702648
https://www.bfmtv.com/mediaplayer/video/gilets-jaunes-melenchon-estime-que-macron-est-ridicule-dans-toute-l-europe-1143790.html
https://www.20minutes.fr/societe/2463475-20190302-gilets-jaunes-homme-blesse-visage-paris-enquete-igpn-ouverte
0 件のコメント:
コメントを投稿