(パリ=飛田正夫 /パリ時 dimanche 24 février 2019 20:55)フランスでは2016年からリヨンの枢機卿フィリップ・バルバランが指導教区の聖職者のペドフィリア犯罪を隠してきたことが大問題になっていたが、このほどモンターバン裁判所は1982年から2009年にトールーズとリヨンの間の地方で少なくとも8人の青少年に性的危害を加えていたジャンマルク・デスペロン神父が6年の禁固刑が下された。今回ローマでは25日まで4日間にわたりフランソワ教皇を中心に開催されていたペドフィリア犯罪を裁く会議で、これからは教会がペドフィリアを隠蔽することを絶対に禁じることが決まったと宣言された。しかしこれではこれ迄の聖職者のペドフィリア犯罪を裁いたことにはならないとして具体的な犯行者への処置や被害者や家族の精神的苦悩救済の措置を何も講じてないことで教皇やカトリック教会の態度に偽りがあるとする批判が湧きあがっている。
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