2019年4月23日火曜日
「アンチシステム」のイタリアの世界政治への影響は大 民主主義の代議制の悪弊と闘い素人の政治に期待
今イタリアは世界的な民主主義再生の流れとなっている「アンチシステム」の先頭を走っているということです。日本のジャーナリストもそれを明確に指摘すべきです。腐った民主主義のフランスでも日本でも人気が無いのは当然です。昨日ウクライナの大統領に選ばれた演劇人でユーモリストのボロディミル・ゼレンスキーもポロシェンコ現大統領のオリガリック(政商)の悪のシステムにアンチシステムで勝ったわけです。アルジェリアの民衆デモは4月2日にれブーテフリカ現大統領を辞任に追い込み独裁者の5選を阻止した。これはブ-テフリカ体制全体のシステムを破壊するためだとして彼らは小さな改革は欲してないという。昨年11月以来既に23週間に渡って繰り広げられているフラスの黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動デモへの影響はイタリアのアンチ・システムの思想が源泉だ。イタリアの副首相で五つ星運動の指導者ルイギィ・ディ・マイオ(Luigi Di Maio)は2月5日にパリから南に70キロほどのフォンテンブローに近い小都市モンタルジー(Montargis)を訪問して黄色いチョッキ(ジレ・ジョンヌ)運動の5月に予定されるヨーロッパ議会への出馬候補者と2時間半近く会見し激励している。スーダンの独裁者バジルは辞任後も軍隊が擁立しているが、 市民はどんな軍隊も信用できないとバシル大統領の国外追放を要求している。スーダンの首都ハルツーム(Khartoum)の市民の動きにも政治政体そのものに反対するアンチ・システムの動きが感じられる。
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