2019年2月13日水曜日

仏アルストムと独シエメンの鉄道部門での企業提携は独禁法に抵触 欧州委員会が拒否

(パリ=飛田正夫 /パリ時‎mercredi ‎13 ‎février ‎2019 08:05)フランスのアルストムとドイツのシエメンの鉄道部門での企業提携は独占禁止法に抵触し資本主義経済の自由競争を損ない、高速列車の運賃や警報装置システムの値上がりが予測される観点から欧州委員会はこの計画案に先週に拒絶の態度をしめしていた。フランスのブルーノ・メール経済相はこのことを12日に発表しこの欧州委員会の決定はヨーロッパだけのインパクトしか考えてないもので国際市場を想定してないもので、経済的政治的な誤りだと批判している。独-仏は最近の中国の鉄道部門での発展を鑑みて、鉄道のエアバス化を考えていたようだ。仏側は、この提携を可能にするために欧州委員会メンバーの所持する議決否認権を盾に、省庁次元での提携の可能性を模索するとしている。仏経済相は、来週この仏案に余り同調的でないドイツのピーター・アルトマイヤー(Peter Altmaier)国家書記官(メルケルのキリスト教民主同盟CDU) に会って話すといっている。11日のドイツ紙シュピーゲルや12日の仏経済紙レゼコー等が報じている。
【参考記事】
https://www.lesechos.fr/idees-debats/cercle/0600684460668-alstom-siemens-pourquoi-la-commission-a-raison-de-rejeter-la-fusion-2244154.php
https://www.bfmtv.com/economie/concurrence-les-pistes-de-paris-et-berlin-pour-eviter-un-nouveau-fiasco-comme-alstom-siemens-1630905.html

http://www.spiegel.de/wirtschaft/unternehmen/siemens-alstom-frankreich-will-eu-weite-ministererlaubnis-bei-fusionen-a-1252876.html

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