(パリ=飛田正夫/日本時2019-12-24)アフリカで金の生産高が第三番目のマリ国だがここに駐屯している仏軍兵士に対しマクロン仏大統領はクリスマス休暇に慰安訪問している。仏国内で5日から20日間も続いている鉄道やエネルギー関係のストの責任を避けてか、訪問先のマリ国から政府の老後年金制度改革と労働組合側との交渉決裂にまるで平等な采配を振る裁判官を装って、労働組合は停戦して国民がクリスマスに家族に会えるように鉄道を動かすべきだと述べた。そのモラル的な責任制を労働組合の側に押し付けようとする戦略をとっている。